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大学の実態

前記事を読んで 
「chuntaのヤツ 息子自慢かっ?!」っと思われたかた
いやいや アレはなかなか面白いオトコではあるが
自慢するほどの息子ではない
全てはこの先への導入ゆえ 見逃してもらいたい  笑


社交的でソツのない長男ではあるが
実は 大学で友人を作る気は全くない「ぼっち」学生
それはたぶん 私立大学の入試の在り方によるものだと思う
内部進学に推薦入試にA0入試
この3種類の進学方法が 学内の格差を生み出している
かなりの難関私立大に通う学生でも
この「絶望」を感じている学生は多いのでは無いだろうか?
小保方女史も 小学生なりすまし君もA0合格らしいから
イマドキの大学を知らないかたでも 一流私立の実態に感づいてるかな? 
推薦もAOも無くなれば どんだけスッキリすることか・・・・


先日の「サッカー部・万引き韓国ツアー」の高校を例に挙げてみる
あの学校は公式偏差値が50そこそこの私立高校なのだが
内部は「東大・難関私立」クラスと「私立難関大・マーチ」クラス
それと「スポーツ等」の普通クラスに分かれている
当然 偏差値70を超える難関大に 50そこそこで受かるわけが無い
どんなに3年間努力したとしても クラスとして詠える段階になるわけがなく
ここに 私立高校のカラクリが隠されているのだ
つまり 入学選抜の段階から「学力担当」と「スポーツ担当」に分かれているのだ


ほぼ断言出来るが 
最高位の「東大・難関私立」クラスの子たちは 推薦入試枠の使用は禁止
内部進学も無しで 一般入試で難関校進学のみに限られているんだろう
そうして「スポーツ担当」の子や 普通クラスの後輩のため 
せっせと翌年以降の推薦入試枠を確保し続けるのが彼等の仕事になっている
学力担当クラスが稼ぐ推薦枠を 普通の子たちが消費する
そうして 私立高校からの大学推薦入試ってのが成立しているものだから
KO大やW大クラスの私立でも とんでも無い頭脳の子が紛れ込んでしまっていて
事実 彼等は分数も出来ないと雑誌にすっぱ抜かれたほどなのだ
客員でやってくる先生がたの不満もそこらにあるようで
学内に絶望感を漂わせている


大学側もこの実態に気付いているから 
「一般入試」と「推薦入試」の学生を最初から分けて扱うけれど
推薦は 少子化の中で学生を早い時期に確保するための秘策だからねぇ
問題と知りつつも 毎年 半数以上をコレで取り続けているというわけだ
そんなことしたらレベルが下がっちゃうだろうって?
大丈夫 その分一般入試は熾烈を極め
かなりの学力レベルの学生が 「こんなとこ?」って私立に流れて行く
各県トップの公立高校であっても 公立の生徒には推薦開拓の義務は無いから
難関私立を狙う子達はみんな一般入試だし
国立は全ての教科が出来ないと入れないけれど
私立は1教科入試とか 3教科入試とかにしてるからね
特定教科を必死に勉強する
その子たちが 一定レベルの「偏差値」を維持させてくれている


イマドキの私立大学入試
逆のカラクリも潜んでいて
「給費生試験」なんてのが存在する
ある大学では 全学部で100人も給費生を取る
この試験 国立難関でも合格出来るような子でもなかなか合格出来ない
次男の同級生を例に挙げると 
東京理科と上智に一般入試で合格した子がチャレンジしたが 不合格だった
その大学の予備校発表偏差値は50ほど
世に言うFラン大なのだが 給費生試験の難しさは群を抜くのだ
こうやって 予備校発表の「偏差値」は維持され続けているのだから
中身にどんだけ学力があるのかは 推して知るべしである


合格すると 学費の大半が4年間無料って給費学生
親孝行で ものすごーーく優秀な子たちってことなんだけど・・・・・
就職となったらこの手の学内の格差は見逃され
大学名でエントリー出来ない企業が出て来る
優秀な給費生たちも例外なく閉め出されてしまうわけだ
代わりに 人のふんどしで相撲チームのスポ根推薦生を引き当てる
企業的には損失だと思うんだけど
大学名で振るいにかけたらラクだもんね
一般入試の子も混じっているわけだし
毎年 変な新入社員ばかりでも無いんだろう


さて 長男がなぜ友人を作らないかだが・・・・
一回生の時 一般入試組の中でプレゼミが組まれた
その中で グループ活動のリーダーを引き受けることになった
個々が調べやすいように考え 自分が面倒ごとを引き受け
真面目なヤツだから 無理の無い日程で分担を決めたのに 
誰もノルマ分を調べて来なくて・・・
仕方なく  ひとりでグループ分のレポートを仕上げて発表もこなした
ヤツの書いたレポートで ヤツの発表で 
その他メンバーは何もしないで評価を受けたわけで
2度目の課題が始っても やはりノルマをやってくるものはいなかった
その手の不正に我慢ならない長男
教授にその場で直談判して グループを抜けさせて貰ったらしい
(つまりは キレたのですな~  笑)
同じように感じていた子も数人いて
何人かが自分もやらせて・・・・・っと 「ひとりグループ」を希望
その後 長男のレポートは「優」を頂いたけど
長男の抜けたグループからは 複数が「再履修」になった


「残念なひと」な長男だから
学内には彼よりも優秀な人がいる
   「そういう子と友達になればいいのに」
   「嫌だよ 殆どが馬鹿なのにどうやって探すわけ??」
あ~~確かにそうかもしれない
砂つぶの中から砂金を探す様なものだよね
しかし 「青春」なんて言葉を体現するような大学時代
サークル活動に精を出す学生も多いのに
ぼっちで4年間予定って 侘びしくない?
   「大丈夫 バイト系で友人は増やすから」
そういって 講師仲間とばかり遊んでいる
関わるのも嫌なほど格差があるって・・・・・
やっぱり 入試はちゃんとテストしないとダメだよねぇ
っと同時に 私立文系の大学を卒業する意味は果たしてあるのか
ヤツみたいに資格ばかりを追うのなら 専門学校でも良くないか?
教養教科って どれくらい身に付いてるんだろう??
我が子を通学させながら 疑問に感じたりするこのごろなのである


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たぶん 残念なひと

4月がやって来て
長男は無事に進級を果たした
なんて書くと これを読んだかたに心配されそうだが
ヤツの場合 2回生に進級の時点で3回生になれるのは決まってたこと
っで 今の時点で4回生への進級も確定している
受験時に自分で計画した資格の取得も 年にひとつペースでこなし
ヤツの辞書に 「単位パン」の文字は無い


昨年くらいからだろうか
長男が やたらに大学職員を気にするようになった
聞けば 自分は全く知らない職員たちが自分のことを知っているんだという
そればかりか 私用があって学生課に行ったりすると 
   「キミが○○くんかぁ~」
などと 名前とは別の何かを把握している口ぶりだったり
規模の小さい大学でなら あることなのかもしれないが
マンモス大学で 数百人以上の学生の顔と名前を職員が一致させているわけも無く
たぶん 自分が何かで職員たちの話題になったのだと推測
   「資格試験の成績の時なぁ??」
思い当たるものを記憶から掘り起こしては 「どう思う?」と聞いてくる
本人は気持悪かろうが どのみちたいしたことじゃ無いよ
そんなに優秀なら 奨学生になってるだろうし
もとより通学しつつの資格取得で選んだから たいした大学でも無い
   「アホだからじゃない?」
適当にあしらって 笑っていた


先日の3回生の履修登録の日
書類を出さないうちに 職員から名前を呼ばれた長男
とうとう我慢出来ずに 聞いてみたんだと
   「なぜ自分のことを知っているのですか?」
すると 意外な答えが返ってきた
   「2回生までで これだけ単位を取得してる学生は数人だから・・・・」
この答え 理由になってるようで実はなっていない
とにかく「可」であっても単位は取れるわけで
フルに単位を取っている学生自体は さほど珍しくないはず
長男的にも その内容がポイントだと気付いたようだ


長男の大学では 上位の3人が学費免除になる
頑張っても 上位3人の奨学生になれない長男
今年も奨学生の通知は来なかった
   「それさぁ~ たぶんキミが万年残念くんだからだよ」
   「母もそう思う?」
   「たぶん 2年連続の4番ってとこじゃん?」
   「だよなぁぁぁ 俺もそう思う」
たぶん 職員の間で長男のあだ名は「残念な○○くん」
残念なひとってことで有名なんだろう
誰がギリギリの予選落ちかって 他人からしたら面白いもんね
トトカルチョしてても驚かないレベルだ
今年と来年 その鉄壁の獲得単位でさ
名誉挽回して 学費をタダにしておくれ  (o ̄ー ̄o) ムフフ  
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計算外

4月になり 街に溢れる新生活のかおり
新社会人の学生の色が抜けきらない仕草と
入学式の着慣れないスーツ姿と
似ているけれど 同世代の母をしているワタシには
それらは全く異なるものに映る
電車はそんな新顔さんたちで満員御礼
暫くは 読めない混雑が続くことになる


仕事と家事と体力と バランスのポイントを探っていたのだが
ようやく少し慣れて来て 次男のエリアから手を付けた大掃除
もたもたと進めていたら 母がやってくると連絡が来た
次男の都合に合わせて そーっとしていた家の中
年末の大掃除も先送りにしたので あちこちをひっくり返し始めたばかり
家の掃除は基本 全員参加の我が家ではあるが
次男エリアを先にしたのは失敗か??
予定していたキッチンのストッカー整理を後回し
リビングと玄関を先にすることになった


のんびりと気ままにやれぱ良いと思っていたのに
突然に期限を切られて 気ばかり焦る
あっちをひっくり返し 中途半端にこっちに手を付け
ゴミの日の予定を睨みながら 長引く休憩に苦笑する
あー 進まないよ 終らないよ
誰だよ こんなトコにこんな物を置いたのは・・・・・ ←ワタシか?
 

普段は我が家が出向くのに
春に時折ある 母の訪問
計算外の訪問に ちょっと慌てている
今年はたぶん 長男の成人祝いかな~
次男のことで そちらも先送りだったし
ホントなら 次男の卒入のお祝いも同時だったのにな
そちらは来年以降に持ち越しだ 
   「ぼくのエリアはキレイになったけど~」
皆様のおかげだよと ニコニコする次男
それも計算外だよ><

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おあずけ

ソメイヨシノの開花が伝えられたけれど
次男の桜が咲くことはありませんでした
本人的に力不足を感じていたこともあり
納得の結果に苦笑い
潔く 浪人生活の門をくぐりました
入学式も桜もおあずけです~~


仲良しの中には 地方国立に進むもの
家を離れて 寮生活に入るもの
同じ様に 頑なに進路希望を曲げられず
次男同様 浪人生活に入るもの
新しい一年を刻む前に 
つかの間 別れの挨拶を重ねています


取りあえず 次男エリアの大掃除をふたりで始めました
不要と必要の分類と 不要なものの廃棄
必要なもののの整頓など やることはたくさん
今までは 高校生としての生活と受験生としての生活が交錯していたけれど
ここからは 高校生としての勉強は無くなるわけで
試験のみに特化したエリアを再構築中です
ついでに長男の魔窟を触る許可も取りつけたのですが
まあ ヤツの整頓の適当なこと・・・・・
「こんなもの要らないでしょ~~~」ってものが大量に
思ったよりも大仕事に発展してます  笑


これが済んだら
本格的に再始動
こっらは「フリースタイル不許可」ってことで
机とそれ以外を キッチリ分けてもらうって約束です
息切れしないように ボチボチと・・・・・
一年 長い様で短いもんです


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春は名のみの・・・・・

河津桜が咲いて 梅の花も咲いて
コブシの花も咲き始め 街には春の気配
しかし 我が家の春はちょっと遠いようだ


前期試験の1時間目中に体調を崩し
珍しく 「腹痛で最悪 熱出た」とメールを寄こした次男
最後まで残って戦いはしたものの 惨敗 
もともと 体調万全でも厳しかったのだ
前期試験の取りこぼしは痛い結果 
上から上位層が降りて来る 後期試験にもつれ込んでしまった


本人はこれは浪人に違いないと覚悟を決め
サバサバと 4月からの進行計画を立てているけれど
じーちゃん ばーちゃんへの報告となると気が重いらしく
   「発表後でも良くない?」
などと言い出す始末
しかし 相手からすれば全く状況が解らないわけで
前期の報告だって ダメならダメだったと知りたいだろう
それに 最終結論の後では余計に電話しづらく無いか?
お互いに気まずく無いかなぁ?
まったく 腰が重たいことこの上無いっ!!


すったもんだの挙げ句 ようようと電話を掛け
   「取りあえず 高校を卒業しました」
卒業の報告と合わせて 前期の結果を伝えた
まあ 明日には後期の結論も出てしまうけれど
こちらは サラリと「残念でした」で済む手はずを整えた
って 「勝手にダメだと決めつけてっ!!」と怒られそうだけれど
こればかりはねぇ・・・・ 受験者層が変わるのは例年のこと
偏差値70越えの人たちと戦えるほど 次男は・・・・・ですの  笑

 
これを書いていて 思い出したこと
今回も 仕事を始めたことを報告していないワタシ
次男のことを責められないな。。。。っと気付く
まあ そのうちにね
あまりにも不在続きで 怪しまれるとかさ
バレないうちに言えば良いかと
先延ばしの理由を コネコネとする
だって 面倒だし・・・・ まだ続くか微妙だし~   
っでまた 「次男はワタシの子」と気付かされる  
あの面倒がりの原点はコレか・・・・  (`ー´) クククッ


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ベーダーくん

ご近所のスーパーでレジ待ちをしていた
音と気配に振り向くと そこにダースベーダーがいた
驚いて 一歩後ずさるワタシ
小声であのテーマ曲を歌いながら近づいて来るベーダー
   「あっ ダースベーダーだわっっ」
内心のクスクス笑いを封印し 真顔で怖がっているふりをする
気付いて貰えた喜びからか 胸を張るベーダーくん
少し歌声が大きくなる
そしてお面を頭上に跳ね上げてワタシを見上げると にぃぃぃっと笑った


ベーダーくんは 真っ黒で小さなお面を付けていた
身長から察するに3才くらいの男の子だ
縁日なんかで売られている ペラペラで大きなものでは無く
明らかに子供用の大きさだけど 材質は堅そう
そこらじゃ見たことがない ちょっと良い感じの出来のもの
それを顔にちゃんと付けてたけど 前は見えてるのかな?
歌の合間は コーッ コーッと呼吸音も真似している
こんなに小さいのに ダースベーダー好きなの?
会計を済ませて帰る時
   「ベーダー卿 バイバイ」
声をかけると お面を外して可愛い顔を見せ
それから得意げに 嬉しそうに笑った


もう ベーダーくんに会うことは無いと思っていたら
翌日 同じスーパーで似たような子に気付いた
でも 今日はお面を付けてないの
うーん 似ているけどキミはベーダーくんかなぁ??
確信が持てずにいたら その子はワタシの前まで走って来て
また 小声でテーマ曲を歌い出した
まるで 「ボクだよ 気付いてっ!!」って言っているみたいに
ワタシも彼だと確信して
   「ベーダー卿 こんにちは」
かがんで声をかけると 瞳を輝かせてにぃぃぃっと笑った
そして 手に持ったぬいぐるみを見せてくれた
可愛がり過ぎて クタクタになった相棒
   「お友達 可愛いね」
ぬいぐるみを撫でると 嬉しそうにしていた
   「ベーダー郷 またね」
バイバイと手を振ると 手を振ってくれた


ワタシの報告により 我が家で人気者になったベーダーくん
次男など「可愛いなぁ 会いたいなぁ」っと言っている
ホントだね またベーダーくんに会いたいなぁ
あんな可愛いベーダーくんとなら ワタシ 暗黒面に落ちても良いかも??


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受験生の焦燥

明けて月曜日
ここらの公立高校は入試の日になる
県のルールを守っていれば 受け皿の私立は決まっているはずだし
「浪人」になってしまうことは ほぼ無いはずなのだが
それでも 第一志望と滑り止めでは気分が違うだろう
出来る限り希望通りになるように
悔いのない様に頑張って欲しいと願っている


さて 我が家の受験生さまは焦燥している
まだ本試験まで少しあるのだが
私立の2月入試が始まり 進路決定の子も出てきたらしく
華やいだ空気を感じてイライラ
だから最初に言ったのに・・・・・
2月最初の入試は 本試験の発表を待ってはくれない
だから 次男たちのグループの多くは
一番合格を取りやすい この時期の試験を受けていないのだ
滑り止めでさえ 中期からの参加だったりする 
場合によっては 最終戦までもつれるのだからねぇ
その上 次男だけは浪人必至の特攻を選択
今頃焦ったって遅いのだ
そんなこたぁ 本人も解っちゃいるだろうけれど 
それでも 焦燥感にかられるわけだ


ある朝 次男が微妙な顔で起きて来た
   「どうしたの?」
風邪でも引かせてしまったかと 声をかける
すると 歯切れの悪い返事と共にしかめっ面
   「あのさぁ・・・・ 試験の夢を見て」
あぁ そんなことあるよねぇ
ワタシなんて 未だに見るよ  笑
   「それがさ 試験開始で見た問題がまーーったくわからなかったり」
うんうん それで?
   「とにかく 全然解けないんだよ」
ふーん 大変だね  
   「そうかと思うとさ」
えっ まさかの2本立てなの?  
   「全然違う学部の入試会場に 間違って座ってて」
いやいや ソレはあり得ないから  
   「違うのに そこで受けてるんだよなぁ」


あまりにもベタな 「受験生あるある」ネタ
この 心臓に毛の生えた次男のドコに そんな繊細さがあったのか
聞いていても 苦笑いしてしまう様な夢の連続
在宅で 運動が足りてないからじゃ無いのかと思う
まあ 受け皿無しで挑むわけで
ぼちぼち 本物の恐怖を感じているのかもしれないが
大学入試ったって 所詮はテスト
命を取られるわけじゃなし 自分で決めた道だ
ここはどーんっと 笑って飛込んで欲しいと思う



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ケーキを焼く

このところ やたらと甘いものを欲しがる次男
マリーも一緒になって チョコレートなどを食べている
バレンタインが近いからと言うのでも無く
チョコチョコと・・・・などと書くと 冗談みたいだけど
たぶん 脳が疲れているんだろう
その点は バイトを始めたばかりのワタシにも解る
普段は甘いものに執着は無いのだけれど 
珍しく 食べたい気がするし・・・
これって あんまり身体に良さそうでも無い
っで 流行の「おから」にのってみた


「おから」でも「卯の花」でも良いけど
野菜を混ぜて炊いたりする アレ
アレはもともと豆腐作りの副産物で つまりは大豆
大豆なら小麦粉よりも身体にも良いだろう
流行っている「おから」でのケーキ作り
元々 10年ほど前に考えたレシピがあったので
工夫も何も無く 材料を混ぜて焼く
ただねぇ 当時のワタシが納得出来なかった様に
今焼いても お総菜のニオイがした


お醤油を入れたわけでも無いのに お総菜のニオイ
決してマズイわけでは無いが「ひとくち目の香りがねぇ・・・」って思う
あ 焼いてる時もすごーくお総菜の香りなのだ
お腹には良いらしくて 味もそれなりなんだけど
家族も黙って食べるんだけど
香りと味のイメージが違うってのは やはり違和感があった
10年ぶり 自分のレシピをいじることにした
久しぶりの仕事で 「緊張して疲れた~」とか言いつつ何やってんだか  笑


バナナとレーズンを入れて焼いたり
リンゴとバナナを入れて焼いたりする「おからケーキ」
サラダオイルにおからと卵と砂糖とベーキングパウダーが基本の生地
香りがお総菜なんだから・・・・と 
取りあえず シナモンとバニラエッセンスを入れてみた
これがなかなかマッチして お総菜からスイーツに近づいた感じ
家族も喜んだので 数回はそのレシピで焼いてみた


お総菜の香りはシナモンの陰に潜んだけれど
確実に「そこに居る」気配までは消せて無いなぁ・・・・
そこである日 レモン汁とラム酒を加えてみた
すると お総菜の香りは消えてしまい
焼いても食べても カンペキにスイーツの香り
「なんということでしょう~~」ってフレーズがね 
脳内にサザエさんの声で聞こえた気がした
ラム酒が足りない時 手近なウィスキーを混ぜてもみたけど
それはそれ 2種類の洋酒が良い感じに混ざって悪くない


小麦粉未使用で作るから 焼きたて直後はボソボソするけれど
カットして冷蔵庫で一晩 寝かせておけば翌日にはしっとり
おから効果で お腹の調子も良いらしいので
Aくん母と会う時のお土産にもなっている
「週に1回はケーキを焼きます」なんて書くとね
そりゃもう どこぞの奥様風だけど 
なんのことない 正体はおから
お砂糖も油も 極限まで減らしてある
もう少し工夫して ココア味とかも試せば良いんだけど
今はまだ このままで良いかなぁ





「基本の材料」

バナナ             3本
おから             300グラム
お砂糖             100グラム
ベーキングパウダー     15グラム
卵(全卵)            6個
サラダオイル         150cc
バニラエッセンス       少々
ラム酒             20cc
レモン汁            20cc
シナモンパウダー      お好みで・・・
        



「適当な作り方」

バナナをボウルに入れて すりこ木で潰しておく
ついでに おからとお砂糖とベーキングパウダーのダマも潰す
 (これで「粉や砂糖を振るう」手間をカット 笑)
残りの材料を全て加え よく混ぜる
生地作りが簡単なので 子供と作るのにも良いかも?!
ここからは 大人の出番!!
オーブンシートを敷いた天板に 生地を広げる
平らなところに数回 天板をトントンっと落とす 
 (この工程で 生地内部の気泡を均等に)
後はもう焼けば完成~ 
オーブン温度は170度
「混ぜる」の辺りでオーブンを温め始めると 丁度良いかな??
我が家の場合は50分焼いてるけれど
各家庭のオーブンのクセがあるので 目安程度に 
最初は少し手前で様子をみて下さいね


「おから」の量は250グラムでも大丈夫
 (メーカーによっては 微妙に量が違いますよね)
バナナを1本にして リンゴを煮たものを加えたり
追加でレーズンを加えたりしても美味しいかな
シナモンはお塩みたいな小瓶のを使ってるのだけど
我が家では10から20振りの間くらい使用
この量は お好みで加減してみて下さい
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物覚えと覚え書きの関係

新しいことを始める時に用意するものは 小さいノートを2冊
ページを外してもバラバラにならないタイプで
出来れば ページにはミシン目の入ったものが理想 
1冊には汚い文字で走り書きをする
とにかく 自分さえ読めれば良いので平仮名でも構わない
忘れそうなこと 複雑な手順も全て書き出しておく
それを帰宅後に整理して 解りやすい様にもう1冊に書き起こすのだ
こちらは 誰が見てもワタシが習ったのと同じことが出来る様に
重要ポイントはマーカーで彩色して仕上げる
知りたい部分を探さないでも済むように
ページにはラベルを付けて整理
持ち運びの出来る簡易マニュアルに仕上げる


新卒で入社した会社で作ったのが最初だった
対面で引き継ぎなどしなくても ノートがあれば毎月の処理が解る
カレンダーの様に 処理を開始する日も記録していたし
1年間の流れも解るから 年に1度しかしない作業も忘れることはない
ワタシが辞めようが 突然に休もうが平気
ノート様さえあれば 誰でも同じ作業が出来る様に
1年かけて書き起こしたものだった
退社の時に後輩にあげてしまったけれど・・・・
もう無いだろうなぁ~~  笑
それから いろいろな仕事をするたびに
適当に書いた走り書きをマニュアルにして来たが
今回もまた ボチボチと書き起こしている


ちょっと困るのは 教えてくれる人によってルールが違う時
今回のバイトは その手のことが多い
相手によって ルールを変えるのは面倒だけど
自分が教えた通りでなければ 怒られるかもしれない
考えた末 丁寧な部分を組み合わせて書き起こすことにした
そこんとこ 統一しといてくれたら良いのに・・・・・
後は 教える人は「自分は当然の様に解ってること」を教えているため
「どこにある」「どの台帳」とか 大事な部分を流すのも厄介だ
ワタシ新人なので そこは懇切丁寧に願いたい
書いていると 自分が解っていない部分が見えてくる


年令と共に 自分の頭が悪くなっていると感じる
とにかく 物覚えが悪いのだ
メモしなかった部分の順番とか 曖昧になっていたり
隙間の記憶が埋められなかったり
「あれ~~??」ってことが出てくる
追加が多いのは ワタシのせいか
それとも「あ~っ アレもあったわ」って 後出しで教える側の問題か
今回は清書用のノートも必要かも??
記憶だけでイケた頃が懐かしい  笑

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一歩

次男がずーっと在宅の未来を思う
それは・・・・別の問題をはらんでいるのだ
機嫌を損なうと 冷ややかな顔
舌打ちしながら 苛立ちを露わにすところがある
普段は穏やかだけど 実は気性が激しい
こんな面倒くさいオトコと ずーっと一緒なのはどうだろう
たぶん ワタシの好みのタイプでは無いと思われ
考えただけで そちらにはため息が出る
浪人しないでくれたら良いのだけど・・・・無理だなぁ  笑
我が子でさえ 思い通りには動かないのだ
ましてや 勝負事が思い通りになるはずも無い 


昔 「24時間働けますか?」ってCMがあったけど
24時間 次男と一緒・・・・
これは間違いなくストレスになると思う
ワタシも嫌だが 次男だって嫌だろう
じゃあ 予備校へ行けば良いと思うのだが
予備校なんて行かない 行き詰まるまでは自分でやりたいと
まあ どこまでも「職人気質」だ
ヤツに関して言えば リズムを整えるためとか
ダレてしまうからって理由での予備校は不要
って言うか まだ入試が済まないうちからここまで決まってるって
ホント 我が家をよーーく表現してる気がする  
本試験が始らないうちから 予備校とストレスの心配をする母に  
予備校なんかもったい無いから 自宅浪人するって断言する息子  笑
滑るや落ちるも 本人が言い放題だから洒落にもならない


次男の受験は次男に任せるとして
ワタシは ワタシのことを考えようと思っていた
そんなある日 とある求人に目を留めてしまったのだ
次男に頭を悩ませてたこともあり
なんとなく 良いアイデアに思えた
小学生とかが居れば 休日を揃えるのは大事だろうけれど
春からのワタシには 土日も何も無い
今までは 子供が体調不良での呼び出しとか
学校関連のことが気になって 長期とかフルタイムは難しかったけど
これからは気にしなくても良いわけで
まあ なかなか採用にもならないだろうと  笑
足慣らしのつもりで履歴書を書き 面接を受けた


逃避行動がこれって 問題があると思いつつ
知らない人に出会う緊張とか 
「ご活躍をお祈り」されて 打ちのめされる感じとか
そこまで想像して ちょっと楽しんだ
自宅から近くて 通勤の煩わしさが無いのも
普段の生活を邪魔しないのも良いかな~って
誤算だったのは 採用されてしまったこと
面接の感触から なんとなくそんな気はしたけど
「厳選」とはほど遠く 「ノリ」で働くことになった
怒濤の展開とはこのことか??
まあ 取りあえずはバイトなんだけど  笑


次男よりひと足早く スタートを切ったワタシ
新しいってのは ちょっとウキウキ
キョロキョロしながら 小さく一歩の社会復帰
さて いつまで続くかな?? 
覚えることもたくさんで 失敗が嫌いなものだから
帰宅後は記録を残して 勉強して
シミュレーションも怠らないけど
問題は 自分でも押さえられない緊張ね
自分が何を口走ったかを後で思い出し ひとりでニンマリしたり
頭が悪くなっていることを 再確認したりしている



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