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多様性を考える

世は 多様性の時代らしい
「女性との会議は時間がかかる」的な言葉を引き合いに出したら
それが世界的に取り沙汰されて 辞任騒ぎになったのは記憶に新しいが
その人の表現は 多様性とは認められなかった
世代間の多様性は どうやらダメらしい
長く生きてきた先達の思考は 一方的に「古い」で片づけられてしまう
互いの理解を深める対話は許されないのか?
なんだか 解せぬ




「女性の役員の割合が 先進国として少ない」
だから 日本は女性蔑視の国だと決めつける
だけどねぇ 「キミは女性だから役員にするよ」と言われて 嬉しいか?
能力あるのに 性差別で昇進出来ないのはイヤだが 
性別での優遇により 役員とされるのも逆差別だ
この「例外」の起用によって 本来その位置に就くべき能力の人が押しのけられるのも
また 差別されたことにならないか?




スポーツの世界ではどうだろう??
短距離走を 男女混合で記録を競ったら
平等には違いないが 未来永劫 女性のメダリストは激減するだろう
身体の作りが違うのだから こんな不平等は無い
もちろん LGBTの選手を「心」で振り分けたら
心と身体が一致している人からしたら 不平等になる
多様性の侵害に他ならない
なのに LGBTの多様性ばかりが取り沙汰されて
大多数の多様性は無視されることになる
これもまた 解せぬ




先の辞任騒ぎを取り上げて
「日本は女性蔑視の国」だな
そう言って 非難した先進国では
アジア女性に殴りかかる御仁が出ると
「これは人種差別だ 女性蔑視じゃない」
そう言って 火消しに必死になるが
ワタシに言わせれば 女性ばかりに殴りかかるのだから
女性差別で 女性蔑視に変わりは無い
更に 人種差別も上乗せなんだから
欧米諸国は 差別大国だと感じているくらいだ
だけど それぞれの国に成り立ちがあり
今にいたる経緯があるのだ
重箱の隅を突いて決めつけるのもまた 
各国の多様性を無視した意見になるのだろう




さて コトは「性別」を超えての話になる
テニスの大坂なおみ選手が 大会途中で棄権した
記者会見を拒否したら 騒ぎになり
他の選手への迷惑を考えての棄権らしいが
罰金を支払ってでも 会見をしたくないという 
彼女の多様性は認められなかったらしい




今までは応じていたのに 出来ないと言っているのだ
「何かあったの?」と 大会運営側は聞いてあげないのか?
頭ごなしに ルールを押しつけるのも良いが
罰金は取るにしても ルール改正を考えたりはしないのか?
だいたい 勝者の会見は解るが
敗者の会見は なんだか悪趣味だ
泣き顔を期待して イヤな質問ばかりしているじゃないか
今敗退した選手には 時に我慢出来ない仕打ちの日もあるだろう
それでもインタビューには応じているのだから 理解を示すことは出来ないのか?
観客とマスコミ寄りのルールは 競技者の心身を守っているとは思えない
それを 追放するとか脅している大会運営側
これは 恫喝じゃないのか??




ものごとは 角度を変えると違って見える
一方的に非難されている人側にも 理由があり
もしかすると そちらが正しい場合もある
多様性の時代とは これらの少数派の意見も拾い上げる
そういう機会で在って欲しいと思う
都合の良いときだけ 声高に叫ぶのでは無く
いつも 全体を見渡す目線を
時には少数派ばかりでは無く 大多数の意見も無視されない
ご都合主義な使い方をされないで欲しいと
考えているワタシは 少数派なのかもしれない

 
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One-for-you

こんばんは

多様性は語れませんが、LGBTなどは、やや分るかもしれません。

貴女というと、それもヤバいかもしれませんね、、、AsianはWW的に、ね、偏見はあるかもしれません。

アナタは、コメントするが難しい人かな?、が、ちゃんと読んでます。Niwは一合以上飲んでますが、、、

引き続き、よろしく、です
by One-for-you (2022-03-03 22:59) 

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